乳幼児

一人目育児で失敗したこと

はなねこ
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こんなに偉そうに子育てについて語っている母さんも、まぁまぁ一人目は失敗の連続で、長男には申し訳ないことをしたなぁと思うことばかりです。

やっぱり一人目って大変だよ。だって自分もはじめてのことばかりなんだもん。

最初に育てられる子どもも大変だよね。母業一周目につき合わされて。親の愛情もじいちゃんばあちゃんの愛情もひとり占めできる期間があるのと引き換えに、すべてが実験台みたいなものだもんね。未知の領域を探索する親の。

いっぱいあった失敗の中でもいつまでもこころに深く刺さっているトゲは、

  • 中耳炎で耳を痛がる長男に厳しいことを言っておきながら、病院の「午後からの診察時間」まで待たせてしまったこと
  • 二人目が生まれてからの接し方

この2つです。

中耳炎で耳を痛がる長男に厳しいことを言っておきながら「午後からの診察時間」まで待たせた話。

これはまだ次男が生まれる前の話です。長男が2歳か3歳のときだと思います。もうしゃべって自分の気持ちも説明できるときだったのですが、急に大泣きし始めて。耳をおさえながら「痛い。痛い。」叫び出したんです。でもいつも行っている耳鼻科はちょうどお昼休みでした。

今思えば、お昼休みだろうとなんだろうと何度も電話かけるなり、病院に連れて行って待合室で泣き叫ばさせるなりすればよかったと思うんです。そうしたら病院の人に気づいてもらって処置してもらえていたかもしれない。

でもまだ母歴2~3年のひよっこだった私。わが子がこんなに痛がっていて、自分もパニックになっている一方で「病院に迷惑かけちゃいけない」「ルールを守らないと」「どうせ電話はつながらない」「お昼休みには何にもできない」って思いこんでいて「子どものためになら図々しくなんでもやる母」になれていなかった。それどころか泣き叫んでいる長男に「痛いの?どこが痛いの?どこが痛いか言ってごらん。耳かい?耳痛いって言ってごらん。耳痛いって言えたら病院連れて行ってあげる。」とか言ったりして時間稼ぎしてね。言えたのに「病院はまだ開いていないからもうちょっと待って」って言ってみたり。鬼でした。何年経っても忘れられない汚点です。

ちなみに午後の診察が始まる頃には痛みが全く消えていて。先生によると「膿が破れて出てきたから痛みが消えた。それまではだいぶ痛かったと思いますよ。」とのことでした。この言葉も深く刺さったままです。

親は子どものために図々しくなっていい。親だもの。できることを全部やってもだめなら仕方ない。(モンスターにはならないでね。)

二人目が生まれてからの接し方

二人目が生まれてからの接し方。生まれてくる前は「母さんが○○(長男)の面倒みるから、○○(長男)が弟の面倒みてね。」なんて言っていたけれど、当然そんなうまくいくわけはなく。(ちなみにうちは5歳差です)

どちらかというと次男をいじめる長男を敵に感じるというか、子育て中の気の荒くなった母熊みたいになっていました

今思えば長男がそんな態度に出てしまったこと自体が私の落ち度でした。

結局父さんが長男の係。母さんが次男の係。って感じで係分担することになりました。父さんは消防なので1日おきに家にいました。

次男が寝たら一緒に外遊びとかもしたけれど(寝ている次男を抱っこひもに入れて連れたまま)。長男にとっては母さんも、なんならばあちゃんも一気にとられた感覚だったと思います。ばあちゃんという生き物はちっちゃければちっちゃいだけかわいがるものです。

生まれたばかりの赤ちゃんの記憶なんて残らないんだから、もっと一人目をいっぱいかまってやればよかった。いまだに後悔していることの一つです。

それに下の子にとっては「上の子が一番の動くおもちゃ」で。上の子さえ近くにいればご機嫌なんですよね。

とは言いつつ、三人目が生まれていても、きっとまたおんなじことの繰り返しだったんじゃないかとも思います。三男をいじめる次男を敵に感じるみたいな。(女の子という前提で考えたことはないです。自分が女の子を生めるとは考えられなくて)

言い訳ですが、出産直後の母親は生まれたばかりの子を守るために「ちょっとでも危害が加えられるかもしれない存在を敵とみなす」ようなモードに入るんじゃないかと思っています。生物の本能として。人間だからそれではいけなかったのでしょうけれど。

うまくやれている人は本当に尊敬します。どうやったらうまくできていたのか正解はわからないけど、失敗だったな。悪いことしたなという気持ちは残っています。この後大学に入って一人暮らしを始めるまで、長男の反抗期が続いたのは、このときの私の接し方が後を引いたんだと思っています。

母さんがもし近くに住んでいたら手伝ってあげたいけどきっと無理だから。家事代行でもベビーシッターでもなんでもつかって一人目の子とふたりっきりの時間をつくってあげるといいかも。

せめてもの救いは5歳違いだからこそ「5年間も一人っ子として、いっぱい愛情を注いでやれたこと。」この5年は父さん、母さん、ばあちゃんの大人3人がかりで目一杯かまってやれました

もし下の子が生まれたときの上の子への接し方でいい方法があればコメント欄で教えていただけると助かります。こればっかりは私が子どもたちに教えてやれないことです。どうぞよろしくお願いいたします。

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はなねこ
はなねこ
母歴24年の子育ておうえん母
母歴24年の子育て後半母。
もうすぐ24歳と19歳の息子たちは二人とも、中学高校バスケ部キャプテン。 塾にも通わず国立大現役合格。
子どもの好奇心に寄り添って、道が広がるように。そして自分で選べるようにしていたら、勝手に文武両道!自己肯定感高く育っていきました。

これから子育てのはじまるパパママを応援します。
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