【乳幼児期】体感「子育ての99%はこの6年間」だったよ。一番かわいくて一番大変な時期。ガンバレ!
仮に子育て期間を0歳から18歳として。乳幼児期6年間、小学生6年間、中高生6年間としたら。
乳幼児期はちょうど3分の1だけれど、体感、子育て=99%乳幼児期です。
生まれたばかりの赤ちゃんが、自分で歩いて小学校に通うようになるまで。この6年間がどれだけ大変かだよね。
でも一番かわいい時期でもあるんだ。そして言うまでもなく一番大切な時期。
親が濃密に関われるのはこの期間だけ。大事だよ。
小学校に入ったら、子どもは親から離れて、自分の魅力だけで生きていかなくちゃならないからね。
ぜひこの時期に、その子の興味に寄り添って、得意を見つけてあげてください。
視野が狭くならないようにいろんな経験もさせてあげてね。
ここでは母さんが「子どもが自分の魅力で自己肯定感高く生きていけるように」気をつけてきたことをまとめます。
子育てマインド。いつでも目標は「子どもがひとりで生きていけるようにすること」
クマでもキツネでもそうだけど、子育ての最終目標は子どもの独り立ち。
- 自分の頭で考える力
- 自分で選択できる力
- 自分で歩む力
これらを18年くらいで身につけさせるのが目標。乳幼児期に限らずいつでも子育ての軸を忘れないでね。
そのうえで乳幼児期は命にかかわることだけ注意しておけば、とにかく選択肢を与えて自由にさせておいたらいいよ。
そうしたら自分の興味のあることに熱中して遊ぶからね。
(とはいえ、ずっとひとり遊びできるかと言ったらそうではなくて。うちはふたりとも外遊び派だったから、ずっとくっついて見ていてあげなくちゃいけなかったし、ずっとかまってやらないとだめだった。でも今思えばそれがスポーツできる子の素質なんだと思う。大変だけど将来のためにガンバレ!)
うちはふたりとも完全に「外遊び派」だったけれども、ミニカー、電車、ブロック、おままごと、工作…とかほんとその子によって延々とひとりで熱中する遊びが好きな子もいたよ。
きっと一生得意なことがここに詰まっているんだと思う。
想像力を働かせて、工夫して夢中になって遊んでるときは間違いなく頭つかってる。
頭よくなるし、工夫がうまくいけば自己肯定感高くなるし、うまくいかなくてもまたどうしたらうまくいくか工夫できる力がつくしいいことづくめ。
ときには、海や山に行って自然とふれあったり、大きなアスレチックのある公園にいったり。
いろんな体験もさせてあげてね。
みる
昔読んでいた子育て本に
「人はとにかく見ていてほしいんだ」という内容が書いてありました。
「龍の子太郎」のお話(→あらすじが紹介されているサイトがありましたhttps://moviewalker.jp/mv18766/)も「なんで太郎は気味の悪いことに母の目なんかしゃぶっていたんだ」と考えるに「龍となった母が見ていたくて残した」だったか「太郎がみてほしかったから」じゃないかと考察していたのが一点。
あと記憶があいまいだけれども「トロルが目をほしがる話」のこともあげていました。トロルが「目をおいていけ。」だか「目をおくれ」って言う話があるそうで。トロルのウィキ先生はこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB
そういった昔話や伝承に「目をほしがる」っていうのがあるのは「みんな見ていてほしいから」だろうという考察ね。
子どもは特に「ねー。見てー。見てー。」「ねー。見ててよー。」って言うもんね。
見ていると安心するんだよね。
で、安心して、ちょっとむずかしいことに挑戦するんだよね。
できたら得意になって「ね、見てた?」って言いたいし。
失敗したら「大丈夫?」ってかけつけてほしいんだよね。
とにかくずっと自分を見ていてほしいんだ。
もちろんずっと四六時中見ているなんてことはできないけど、できる限り見ていると。
情緒が安定してチャレンジできる子に育つのに加えて思いがけない効用もあるよ。
見ただけで
- 具合悪いな
- お腹すいてるな
- 学校でなんかあったな(←もっと大きくなって自分のことを話さなくなる時期に最高に有効)
ってわかるようになるの。
顔をみただけでわかる、って親としてもうれしいし、わかってもらった子どももうれしいよね。
あとね。「よく目が合う子」になるのもいいよ
いっぱい見つめてあげてください。
※余談ですが。
母さんは、汐見稔幸(しおみとしゆき)先生の本で子育てについて学んでいました。地元のコミュニティセンターにも講演にきてくれて、まだ赤ちゃんだった次男を連れて見に行ったこともあってね。
心から大好きだった先生のお話を実際に聞けるだけでもうれしかったけど、泣き止まない次男に声かけてくれて、触ってくれてね。うれしかったなぁ。
その時の本は幼稚園のバザーに出してしまって手元にないんだけれども、今回ブログ書くにあたって本を5冊買ってみました。
当時の本は手に入らなかったけれども、やっぱり汐見先生のお話は好きだなぁ。子育てに迷った時は汐見先生の本おすすめだよ。とはいえ、考え方の違うところもあるので盲目的になんでもかんでも信じるんじゃなくて、自分が納得するところだけ吸収するのがおススメです。
きく
きく、ってものすごくいいことがあって。
「とても説明上手な子」になります。
コツは否定しないことだね。
まだ小さくて言いたいことがうまく言えないときに「こういうことを言いたいのかな?」って想像して言葉を教えてあげてね。
そうしたら言葉もどんどん覚えるし、そのコミュニケーション自体が貴重な学びになります。
親がせかすことなく耳をかたむけていると、ちゃんと言いたいことを順序立てて説明できるようになるよ。
ちなみにうちはふたりとも「説明ちゃん」と言われるくらい説明上手な子でした。←言うのは家族だけだけどね。
でもふたりとも先生にも他のお母さん方にもほめられていたよ。
ほめる
最近では「ほめない子育て」という言葉があるそうで。
母さんにしたら「まったく、なーに言っちゃってるの?」「それ言ってる人の子はどれだけ素晴らしい子に育ってるの?」って感じです。
どうやらアドラー心理学に基づく方法で、親と子どもの関係を対等に保つことを重視しているようです。(※ちなみにアドラー心理学の「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」も読んだことあるからアドラー心理学が嫌いなわけではありません。)
ざっくりまとめると「ほめることは、親が子どもを評価し上下関係を生んで子どもが承認欲求に依存するリスクがある。代わりに、子どもの努力や過程を認めたり、『ありがとう』『助かった』と感謝や共感の気持ちを伝えることが重要。これにより、子どもは自分の意思で行動し、自立心と自己肯定感を育むことができる。」ということらしい。
それって母さんの思う「ほめる」ということなんだけれども?
インパクトの強い言葉にまどわされてはいけないよ。
思うがままにいっぱいほめてやってください。
- 努力をほめる
- 過程をほめる
- 共感する のはもちろん
- 自分で考えられたことをほめる
- 発想をほめる
- チャレンジしたことをほめる
- 工夫をほめる
- 失敗したことも成功したことも全部ほめる
- 今まででできなかったことができるようになったことをほめる
- とにかく、よくみて、よくきいて、気づいたことは全部ほめる
「失敗はやってみたから失敗できたんだよ。やってみたことがすごいことなんだよ。」って。
とにかく気づいたことはなんでも共感してほめまくる!
別に「相手が上で自分を下に見ているからほめた」なんて思わなくない?(母さんは次男に大天才!って言われたら超うれしかったよ。)
それに、自分がやりたいことをやるだけであって。別にほめてほしくてやるわけじゃないよね。でもほめられたらうれしい。それだけのことじゃない?
もちろん人と比べるのはよくないけど、過去のその子と比べて成長があったのならそこも率先してほめるべきだね。
むずかしく考えなくて大丈夫!
よくみて。よくきいて。よくほめる!
選択肢を与える。自分で選べるようにする。
朝起きてから夜寝るまで。ほんと選択の連続で。
幼稚園の頃には「今は少し寒いけど、昼頃には暑くなりそうだから半袖着ていく?長袖着ていく?」とかなんでも選ばせてましたね。
自分ではどんな選択肢があるのかわからないから、いくつかの選択肢を用意してあげることも必要だよね。
こっちを選んだらこういうことになって、こっちを選んだらこういうことが待ってるよ、っていう見通しも含めて伝えてあげるといいよ。
自分で選んだことで、自分で結果を受け入れる練習にもなるし、自分で選んだことなら意欲的に取り組めるから成功しやすくなるよ。
自己肯定感が高まる好循環
親が強制するんじゃなくて、子どもが自分で考えて選ぶことによって、とてもよいサイクルが生まれるのはなぜかの考察。
- 自分で考えて選ぶ
- 自分でやってみる
- (自分で選んだことだから)意欲が高いから成功しやすい
- (成功すると)自己肯定感高くなる
- (できることが増えて)やってみたいことが増える
で、
- また自分で考えて増えた選択肢の中から選んでいく
- 自分で考えてやってみる
- 意欲が高いから成功しやすい
- 自己肯定感高くなる…みたいな。
とてもよい好循環で自己肯定感が高くなるね。
自己肯定感は幸せに生きていくために絶対に必要なもの。
むずかしくない日々の積み重ねで自己肯定感が高くなっていくよ。
他に気をつけてきたことは後で記事書いたらリンク貼ります
よく遊んでいた遊びやおもちゃ、絵本など
頭もよくなる外遊び
うちは「午前の部」と「午後の部」で一日二回外遊びしてたね。
そのとき遊んでいた外遊びは別のページにまとめておきます。
雨の日のあそび
外遊び派のわが家にとって、雨の日は困ったものでした。
「雨の日のあそび」も他のページにまとめておきます。
おススメおもちゃ(室内遊び)
おススメのおもちゃ、他のページにまとめておきます。
おススメ絵本
寝る前には「読み聞かせ」していたよね。
当時大好きだった絵本も別のページにまとめておきます。
勉強
幼児期の勉強
幼児期はおふろに「あいうえお表」貼ったりとか、みんながやってた「こどもちゃれんじ」とか、長男は2年保育だったから「ドラキッズ」とか。
その後の小中高時代も含めて、別のページにまとめておきます。
幼児期の締めくくりの応援
一番大変なのは小学校に入るまで。
ガンバレ!